アロママッサージとは、ハーブや花など植物から抽出したアロマオイルの香りや成分を利用したアロマテラピーのひとつです。
植物のナチュラルな香りに包まれ、手や足、ボディ全体などをマッサージすることで、心身ともに癒されると人気があります。
「一般的なマッサージは服の上から行うものが多いですが、アロママッサージはアロマオイルの香りや成分を浸透させるために肌に直接つけて施術するのが特徴です。
高いリラックス効果を得られるのがアロママッサージなので、強い痛みを感じることはほとんどありません。
アロマオイルは何から作られているの?
植物の花や葉、樹皮、樹脂などから有効成分を抽出したものがアロマオイル。純度100%のものをエッセンシャルオイル(精油)ともいい、約300種類以上もあります。
アロマオイルを抽出するには大量の植物が必要なので、高価になってしまうことも。安いものには石油などを合成したり、似た香りを混ぜたものなどもあるので、購入の際にはチェックするようにしましょう。
アロマオイルの主な7種類の香り
フローラル系:フローラル系のアロマオイルは、主に花から抽出されています。そのため、採取できる量が少ないので、ローズやジャスミンなど高価なものが多いです。有名どころのラベンダーもフローラル系になります。甘くて華やかな香りで、優しくエレガントなイメージ。女性が好む香りが多いです。
柑橘系(シトラス系):柑橘系の精油は、柑橘系の果物や、柑橘系の果物に似た香りを持つハーブから抽出されています。みずみずしくさわやかな甘い香りで、年齢や男女を問わず人気があります。アロマテラピー初心者の方には、柑橘系のアロマオイルがおススメです。
ハーブ系(ハーバル系):ハーブ系のアロマオイルは、ハーブの花や葉から精油を抽出されています。やわやかで清涼感のあるスッキリとした香りが多いのが特徴です。効能の面では、呼吸器系に作用するものが多数あります。有名どころだと ペパーミント などがあります。
樹木系(ウッディー系):樹木の皮・葉・枝などから抽出される、森林を彷彿とさせるようなフレッシュで清潔感のある、やや鋭い感じの香りです。
スパイス系:スパイシー系のアロマオイルは、料理のスパイスとしてお馴染みの香辛料から抽出されています。香辛料を原料とするスパイシーで刺激的な香りが多いです。刺激が強いものが多いので、使用する際は注意が必要です。
樹脂系(バルサム系):免疫向上と抗菌に優れる精油です。冬場にバスタイムで使用することで、風邪やインフルエンザを防ぎます。また香りの効果としては他にも集中力を高めてくれます。
エキゾチック系(オリエンタル系):官能的で妖艶な香りで濃厚な香りが多く、香りが長続きしやすいのも特徴です。呼吸を落ち着かせ、深くリラックスさせてくれます。イランイランなどが代表的です。寺院などの香りをイメージして頂くと分かりやすいと思います。
上記の7つのグループに分けられます。種類によって効能なども異なります。
アロマオイルの効果は?
ラベンダーの香りをかぐと気分が落ち着いたり、バラの香りでロマンチックな気分になったことはありませんか? アロママッサージは香りで癒されるだけでなく、血液やリンパの流れを促すのでむくみがとれるという効果も有ります。
疲れが溜まった時、思いっきり気分を上げたい時など、アロマオイルを使い分けることで普段の生活がより豊かなものになります。
「アロママッサージの主な目的は香りによるリラックス効果です。また、オイルの成分が直接体に浸透するので、心と体の緊張をほぐしたり、自律神経やホルモンバランスを整える働きも有ります。
コメント